お金がなくて婚約指輪は諦めていたのに思いがけず買うことになった

私たち夫婦は結婚式のために資金を貯めていました。
私の夫は、働き始めたばかりで収入はあまりありませんでした。
結婚前から同棲をしていたので彼は、家賃を払ったり食費を払うことで精一杯で自分の自由に使えるお金はほとんどありませんでした。

そんな状況であったため、私は婚約指輪はいらないと彼に伝えました。
彼は、お金をためて結婚後に婚約指輪をいつか買いたいと言っていました。
結婚式の日程は決まっていたため、二人で結婚指輪を購入するためにいくつかお店を回りました。

せっかくの指輪なので、長く使えるものを選びたいと思っていたため、ダイヤモンドのカットや質に力を入れているジュエリーショップに決めました。
担当の方が一人ついてくれ、結婚指輪は満足のいくものを決めることができました。

その時、彼がお店の方に「一応婚約指輪も見てもいいですか?」と言い出しました。

私はとてもびっくりしましたが、婚約指輪も試着できるとなって少し嬉しかったです。
お店の方は、私たちに婚約指輪を購入する予算がないことを知っていたので、ダイヤモンドは小さめですが、質の良いものをお店の奥から特別に出してくれました。

私は指が華奢な方だったので、大きなダイヤは似合わず、小さめのダイヤがとてもぴったりでした。
彼は、そのダイヤがとても似合うと言ってくれ嬉しそうな顔をしていました。

お店の方はダイヤモンドは石なので、一つ一つ違って相性があるという話をしてくれました。
彼は、この石と私の相性が合うと言って、そのまま婚約指輪を購入してくれました。

資金調達は難しかったようですが、無理をしてでも私のために似合う指輪を選んでくれたことにとてもうれしく思いました。
今でも自慢の宝物です。